人工透析とは 7%の仕事量を維持
慢性腎不全状態で、腎機能がほぼ失われた患者様が、週3回・1回4時間の血液透析を行った際に代行できる1週間分の腎機能の仕事量は、健康な人(腎臓が1秒も休むことなく、約1ml/分の尿を作っている)の約7%(健康な人:24時間×7日=168時間・透析患者様:4時間×3回=12時間)です。透析患者様が日常生活を支障なく過ごすには、この7%という数値は維持し続けなければならないのです。回数や時間を短縮するということは、それだけ透析を減らすということになります。当院では週3回の5時間透析を基本として透析患者様の健康と生命の維持に寄与しています。